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散文日記

移動祝祭日

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ボヘミアの醜聞

シャーロック・ホームズとパーシージャクソンとオリンポスの神々を借りた。が、見切ることができなかった。悔しい。

二本とも途中までしか見れなかった。屈辱の体で返却ボックスにたたき込む。


____

シャーロキアンという言葉がある。
シャーロック・ホームズを実在の人物とし、ホームズシリーズを聖典と崇める人たちの総称をこういう。実在ってのがポイントらしいですね。ただ単にホームズマニアのことだと思ってたんですが。

それはそうと、
十代の頃の私はべーカー街での暮らしぶりを称揚していた。生活リズムは不規則きわまりなく、室内で化学実験を繰り返し、夜にヴァイオリンを弾きまくる。食事はミセス・ハドソンが作ってくれる。仕事はしない。趣味の推理に没頭だけしていればいい。同居人は友人のワトソンで、彼は楽しい話し相手だ。さらには事件があれば旅行もする。

なんたる自由人!
楽しい暮らしぶりに見えたのを覚えている。

しかし、その憧れも遙か遠く、今ではそんな無軌道極まりない生活にはとても耐えられなくなってしまった。これからは健全なる市民生活を送りたいなんて思ったりしている始末だ。


読書によって養われた自由人への憧れは、ドストエフスキーの罪と罰を読むことによって一端終焉を迎える。下宿での気ままで無軌道な生活という点ではラスコーリニコフも同じだが、憂鬱極まりなく、奈落の底へ突き落とされるような気分になったのだった。

結局自身の青春は無軌道極まりなかったような気がしないでもない。それを認めるのにはそれほど積極的ではないが、あまり構築的な生き方も突き抜ける情熱に背中を押されることもないものだった。しかし、そんなことはどうでもいい。


今回は映画のシャーロック・ホームズの話であります。
小説では機械人間のように扱われていたホームズ。そこがまた魅力的だったのでありますが、今回の作品ではずば抜けた観察眼や推理力、秀でた武術という点は継承しつつもコントロールの効かない奇人といった造形がされております。それにたいしてジュード・ロウ演じるワトソンが理知的でスマートな紳士を演じており、それをコントロールするという役柄。
わりとこの解釈は好きかも知れない。若いときの感情を持て余していた時期は感情を廃した推理マシーンとしてのホームズに憧れたのですが、今ではそんな人間味のない人物に興味はありません。

絶対こっちの方が魅力的。途中までしか見れなくて残念だ。アイリーン・アドラーが美人だった。
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無題

ついに真鍋かおり並みの更新ペースに!?w



昔のホームズのドラマを見たことがあるけど、
そのホームズはなんだか神経質そうで苦手でした。

自由人に生きるっていうのは、想像以上に精神力がいるんだろうな。
ということをよく思います。
自由に生きることに精神力がいると思っている時点で、僕にはきっと無理です。

無題

まさかの月六十回!?
たまたまです。今回のホームズはわりと奇天烈な天才肌といった感じ神経質さは微塵もなかったよ。繊細そうではあったけど。

精神力がいりそうです。自由である必要性あまり感じないけど、それぐらいの精神力が欲しい。

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